
『ハッピープランニング株式会社』代表
相談実績が豊富な、
事故物件対応のプロフェッショナル。
ゴミ屋敷を放置すると、悪臭や害虫が発生し、告知義務が生じる「事故物件」として扱われる可能性があります。また、室内で孤独死などがあった場合も事故物件に該当することがあります。
とはいえ、専門の買取業者や不動産仲介を利用すれば、売却は十分に可能。相続などで物件を引き継いだ場合は、早めに状況を整理して対応を決めることが大切です。
ゴミ屋敷の事故物件の
売却事例
東京の孤独死があったゴミ屋敷
宅内で孤独死のあった東京の戸建てです。心理的瑕疵に加え、築22年と築古で雨漏りといった物理的瑕疵もありました。相談者自身も遠方に住んでおり、どうしたらよいか分からない状況だったそうです。

持病のある兄が東京で一人暮らしをしていたのですが、ある時、警察から連絡が入り、宅内で孤独死していたことが判明。自分は遠方に住んでいるため、どうするべきか悩んでいたところでハッピープランニングさんに相談しました。宅内はゴミ屋敷の状態で雨漏りまでしていたにも関わらず、現況のままで買取が決定。諸費用の支払いもなく、遺品整理や相続登記、遺品の郵送までしていただき助かりました。
妻の他界後にゴミ屋敷化した住宅
夫婦で暮らしていた分譲マンションです。妻の他界後、片付けもできず徐々にゴミ屋敷化。地元の不動産屋に話しても異臭のあるゴミ屋敷状態だった為、相手にされませんでした。

妻が他界し、細々と一人で暮らしていたのですが、妻がいない自分は片付けもできず、次第に自宅がゴミ屋敷化。売却する意志はあったものの、手持ちのお金がないため、ゴミの処分費用も捻出できない状態でした。そこでハッピープランニングさんに相談したところ、物件の査定額からゴミの処分費を差し引いた明瞭な買取金額を提示してもらえたので、信頼して売却できました。
事故物件の買取専門業者
「ハッピープランニング」

サポート
ハッピープランニングでは、ご遺族の悩みやプライバシーに配慮しながら事故物件の状態・状況に合わせた売却サポートを行っています。
代表の大熊昭氏は、これまで数多くのご遺族と向き合い、3,000件以上の相談にのってきました(※2025年4月1日調査時点)。
自社でのリフォームを検討するなど1円でも高く買い取りができるよう注力しています。
ゴミ屋敷の売却相場
ゴミ屋敷を売却する際の価格は、一般的な物件と比べて片付けや不用品の搬出にかかるコストの分だけ下落する傾向にあります。遺品整理や清掃を業者に依頼する場合、撤去費用の目安は100万円前後を想定しておくのが現実的といえるでしょう。
こうした多額の出費を抑えるため、自治体によっては撤去費用の一部を補助する制度を設けているケースも見受けられます。実際に制度を導入している自治体のうち、約66.7%が補助の上限を50万円に設定しているため、地域によっては費用の2分の1までをカバーできる可能性があります。
心理的瑕疵があるゴミ屋敷の売却相場
心理的瑕疵を抱える物件の場合、通常のゴミ屋敷と比較しても売却価格は下落する傾向があります。中古マンションにおける減額の目安としては、孤独死で10%程度、自死で30%程度、殺人などの深刻な事件に発展したケースでは50%程度の減額を見込むのが一般的です。
こうした影響は戸建て物件にも及び、建物の状態だけでなく土地価格そのものが相場より5%程度低くなる事例も珍しくありません。ご遺族にとっては受け入れがたい現実かもしれませんが、心理的な抵抗感はそのまま市場価値に直結すると考えるべきでしょう。
物理的瑕疵がある空き家の売却相場
雨漏りや建物の傾き、基礎部分のひび割れといった物理的瑕疵がある空き家は、購入後の調査や修繕にかかる費用を差し引いた価格での取引が基本となります。
住宅瑕疵保険の基準を参考にすると、一般的なリフォーム向けで100万〜2,000万円、大規模修繕が必要なケースでは1,000万円〜5億円といった多額の費用が算出されることもあります。建物の損傷が激しいほど、売却時の減額幅もそれに応じて拡大していく可能性が高いでしょう。
ゴミ屋敷は事故物件に該当する?
ゴミ屋敷は単に「ゴミが多い」というだけでなく、悪臭や害虫の発生、近隣への衛生被害が生じている場合、環境的瑕疵として告知義務が発生する可能性があります。告知が必要な状態であれば事故物件として扱われ、買主の選定や売却価格に影響を及ぼしやすい点に注意が必要です。
また、室内で孤独死など人の死があった場合は、心理的瑕疵として事故物件に該当することもあります。片付けや清掃で状態を改善できたとしても、過去に発生していた事実をどう扱うかは取引条件に関わってくるため、事前にしっかり整理しておくことが重要です。
ゴミ屋敷でも事故物件に
ならないケース
孤独死が自然死で、かつ体液の浸透や腐敗臭などがなく特殊清掃を必要としない場合は、心理的瑕疵として扱われにくくなるため、事故物件に該当しないことがあります。
また、床や壁に損傷がなくリフォームが不要な状態であれば、物理的瑕疵や環境的瑕疵も生じない可能性もあります。清掃後に臭気や害虫が残らず、近隣への影響もない状態であれば、告知義務は限定的になるため、事故物件扱いを避けられる場合もあるでしょう。
ただし、ゴミ屋敷は建物の劣化や臭気が残りやすい傾向にあるので、結果として事故物件化しやすい点には注意が必要です。
事故物件になると「告知義務」がある
ゴミ屋敷で孤独死があって発見が遅れた場合は事故物件として扱われることが多く、仮に事故物件となれば、売主や貸主には買主・入居者への告知義務が発生します。売却自体は可能ですが、実際には買い手が限られてしまうため、価格や成約時期に影響が出やすくなるでしょう。
賃貸の場合はおおむね3年が告知の目安とされていますが、売買については期間の定めが明確ではなく、個別の事情に応じて判断されることになります。告知を怠ると、契約不適合責任を問われたり損害賠償のリスクが生じたりする可能性があるので注意しましょう。
告知内容については専門家と相談しながら整理し、経緯が複雑な場合は経過を書面化して説明記録を残しておくとトラブルの抑止につながります。
出典:国土交通省[PDF](https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001426603.pdf)
ゴミ屋敷・事故物件の
売却で直面する5つの問題
売却時に負う「告知義務」の範囲と注意点
事故物件(心理的瑕疵)を売却する際には、買主の判断に影響を与える事実について告知する必要があります。具体的には、死亡の経緯や発見までの期間、特殊清掃の実施有無など、何をどこまで伝えるべきかを整理することが求められます。告知のタイミングも重要で、未告知のまま契約を進めた場合、契約解除や損害賠償につながる恐れがある点に注意してください。
物件内の残置物・清掃をどうするか?
残置物の撤去や清掃にかかる費用は、量や間取りによって大きく変動します。軽作業であれば数万円程度で済むこともありますが、搬出量が多い場合は20〜30万円程度かかる例もあります。自力で対応しようとせず、複数の業者から相見積もりを取るのが現実的でしょう。
訳あり物件を専門に扱う買取業者であれば、残置物の撤去も含めて総合的に対応してもらえる場合があります。
近隣住民とのトラブル・風評被害への対策
悪臭や害虫の発生、死亡歴の噂などは、近隣住民とのトラブルや風評被害につながることもあります。仲介で売却を進める場合、内覧が増えるとその分周囲に知られるリスクも高まるでしょう。
一方、買取の場合は買主が限定されるため、業者名を伏せた訪問や書類手続きで進めることが可能です。周囲に知られずに売却しやすい点は、買取のメリットと言えるでしょう。
孤独死や事件による「特殊清掃・原状回復」の費用相場
発見が遅れた孤独死の場合、特殊清掃が必要になります。1Kの部屋でも3万〜30万円程度と幅があり、消臭・消毒、汚染箇所の撤去、原状回復などで追加費用が発生することもあります。状態が深刻であるほど、売却条件に影響を及ぼしやすい点に注意が必要です。
査定額がつくのか?売れない場合の最終手段は?
査定額は建物の傷み具合だけで決まるわけではなく、立地や土地の価値によって大きく変わります。そのため、仮に建物自体の価値が下がっていても、土地の価値で意外な価格がつくケースは少なくありません。
どうしても売れにくい場合は、建物を解体して更地として売却する、自治体や法人への寄付を検討する、引き取り業者に相談するなど、いくつかの選択肢を視野に入れておくとよいでしょう。
ゴミ屋敷・事故物件の
売却で知っておくべき
「2つの方法」
専門の不動産買取業者に
依頼する
専門の不動産買取業者は、ゴミ屋敷や事故物件であっても現状のまま買い取る形が基本です。残置物の撤去や清掃、解体などを売主側で準備する必要がなく内覧回数も少ないため、売却プロセスで広く近隣に噂される可能性は高くありません。また、早期の現金化が可能で、手続きの窓口が一本化されるため、やり取りの負担も軽減できる点も魅力です。
ただし、買取価格は一般的な市場相場よりも低くなる可能性があり、かつ条件は業者ごとに差が出ます。複数の業者で査定を比較したうえで、対応範囲(清掃・残置物・契約条件など)もしっかり確認するようにしましょう。
一般の不動産仲介業者に
依頼する
一般の不動産仲介業者に依頼した場合、市場で広く買主を探す形となるため、高値で成約する可能性があります。立地が良い物件や清掃・修繕で印象を整えられる物件であれば、一般の不動産仲介業者も選択肢として有力でしょう。
一方で、片付けやリフォーム費用を先に負担する必要があり、かつ内覧対応の回数も増えることがあります。もとより、事故物件の場合は、事前に告知義務の整理も欠かせません。売却まで数か月単位の時間がかかることもあるため、時間と手間をかけられるかどうかが不動産仲介業者を選択する判断基準になるでしょう。
ゴミ屋敷物件を売却する
ポイント
遺品整理を事前に行なう
ゴミ屋敷に住んでいた親などが死亡した場合、家の中には故人の遺品や生活用品が大量に残っていることが多いため、そのままの状態では売却の手続きを進められません。まずは遺品整理を行い、貴重品や思い出の品を確認しながら不要物を処分しておくことが大切です。
遺族だけで対応が難しい場合は、遺品整理士の資格を持つ専門業者に依頼することで、作業の負担を減らしながら短期間で売却準備を整えられます。
特殊清掃やリフォームなどで綺麗にする
ゴミ屋敷は汚れや臭いが残っていることが多く、そのままでは内覧時に購入希望者へ悪い印象を与える可能性があります。必要に応じて特殊清掃や脱臭作業を行い、床や壁の修繕、簡易リフォームなどで衛生的な環境を整えておくようにしましょう。
見た目の印象が改善されるだけでも心理的な抵抗感が減り、結果として査定額の上昇や売却スピードの向上につながる場合もあります。
事故物件の買取業者に
依頼する
清掃やリフォームを行っても買主が見つかりにくい場合は、事故物件や訳あり物件の買取を専門とする業者へ相談することも一つの方法です。これらの業者は心理的瑕疵や老朽化を前提に査定を行うため、一般市場よりもスムーズに売却が進められる可能性があります。
買取価格は通常より低くなるものの、早期に現金化したい場合や管理負担を軽くしたい場合には、有効な選択肢といえるでしょう。
【失敗しない】
ゴミ屋敷・事故物件に強い買取業者の選び方
買取実績(特に自社物件)と専門性が豊富か
ゴミ屋敷や事故物件の扱いには、通常の物件とは異なる専門的なノウハウが求められるため、清掃や消臭、再販に至るまでの難易度も高くなりがちです。
そのため、買取実績が豊富で、自社で物件の再生や活用を手がけてきた業者を選ぶことが重要です。実績の豊富な業者であれば査定の根拠を明確に示してくれることが多く、過去にどのような事例を扱ってきたのか、どこまで対応できるのかといった説明も丁寧に行ってくれる傾向があります。実績の内容をしっかり確認することで、信頼できる業者かどうかを見極めるようにしましょう。
査定から現金化までのスピードは適切か
相続などで急いで物件を手放したい場合、査定から契約、そして決済までにどれくらいの時間がかかるのかは非常に重要なポイントです。業者によっては、最短数日で現金化できるケースもあります。
即日査定に対応しているか、オンラインでの査定が可能か、現地調査の日程がスムーズに調整できるかなどを確認し、買取の具体的なスケジュール感を確認しておきましょう。また、想定される遅延の要因について事前に教えてくれる業者であれば、より信頼して任せることができます。
契約不適合責任(瑕疵担保責任)を免責できるか
事故物件やゴミ屋敷を売却する際に注意したいのが、引き渡し後のトラブル。「事前に聞いていなかった」として、買主から責任を追及されるケースは決して珍しくないので注意しましょう。
このようなトラブルを避けるためには、契約書の内容をしっかり確認したうえで、契約不適合責任を免責できる契約になっているかをチェックすることが大切です。告知すべき内容がどのように書面化されるのか、引き渡し後に追加の費用負担や請求が発生しないかなど、細かい条文まで目を通しておきましょう。契約内容があいまいだと、後々のトラブルにつながる可能性があるのでご注意ください。
ゴミ屋敷・事故物件売却の流れ
無料査定依頼
売却を検討する際の最初のステップは、無料査定の依頼です。物件の所在地や建物の種類、築年数といった基本情報に加えて、残置物の量や臭気の有無、害虫の発生状況、死亡の経緯といった詳細な現状も伝えます。
電話やWebフォームを通じて簡単に依頼でき、業者によっては、状況説明と写真だけで速やかに概算の査定額を出してもらえることもあります。一社だけでなく複数の業者に相談し、対応範囲や条件を比較してみましょう。
現地調査・正式な買取価格の提示
査定依頼の後は、業者による現地調査が行われます。室内の損傷具合や臭気・汚染の程度、害虫の状況、残置物の量、修繕や解体が必要かどうかに加え、近隣環境なども含めて詳しく確認されます。これらの調査をもとに、正式な買取価格が提示される流れとなります。査定結果が出るまでに要する日数の目安も確認しておきましょう。
売買契約の締結と決済・引き渡し
提示された条件に納得できたら売買契約を締結します。決済日には代金を受け取り、同時に物件を引き渡すことになります。
契約書には必ず細かく目を通し、告知内容がどこまで記載されているか、現状渡しの範囲はどうなっているか、残置物や清掃の負担はどちらが持つのか、契約不適合責任がどう扱われるのかといった点を確認しましょう。業者によっては、司法書士による登記手続きまで一括でサポートしてくれる場合もあります。
よくある質問(FAQ)
孤独死があったゴミ屋敷物件は相続すべき?
孤独死が発生したゴミ屋敷を相続する場合、単に家を受け継ぐだけでは済まず、相続人は片付けや特殊清掃、固定資産税の支払いなど多くの課題を背負う形になります。室内の原状回復や遺品整理には高額な費用がかかる上、管理や近隣対応など、時間と労力、精神的負担も重なることでしょう。
相続人は「費用・手間・責任」の三重苦を抱える可能性があるため、資産価値よりも負債や修繕費が上回るようなケースの場合、相続放棄を検討することも選択肢の一つでしょう。
なお、相続放棄の手続きは家庭裁判所への申述が必要で、期限は原則として相続開始を知った日から3か月以内とされています。判断が難しいときは、相続に詳しい弁護士や不動産業者へ早めに相談することが重要です。
Q.売却前に清掃をする必要はありますか?
A.必ずしも必要ではありません。買取業者に依頼する場合、残置物の撤去や清掃も含めて現状のまま引き取ってもらえることがほとんどです。ただし、仲介で売却を進める場合は、内覧の前に片付けや消臭を求められることもあります。
どちらの方法を選ぶにしても、通帳や権利証といった貴重品はあらかじめ回収したうえで、物件の状態を写真で記録して業者と共有しておくようにしましょう。
近隣に知られずに売却を進めることは可能ですか?
A.可能です。買取業者を利用すれば買主が限定されるため内覧回数も少なく、周囲に知られにくい形で売却を進めることができます。訪問する日時をあらかじめ調整したり、業者名を伏せて連絡してもらったり、郵送で手続きを進めたりといった配慮も相談できます。
ただし、物件の状況によっては近隣への対応が必要になることもあるため、どのように進めるのか方針をあらかじめ確認しておくようにしましょう。
仲介手数料や税金はかかりますか?
A.仲介で売却する場合は仲介手数料が発生しますが、買取での売却であれば基本的に手数料はかかりません。
税金については、売却によって利益が出た際に譲渡所得税がかかります。そのほかにも、契約時の印紙税や相続に伴う相続税、測量が必要な場合の測量費用、登記手続きにかかる費用、建物を解体する場合の解体費用など、さまざまな費用が発生する可能性もあります。
税制上の特例が適用できるかどうかで負担額も変わってくるため、事前に専門家に相談しておくことをおすすめします。
まとめ
孤独死の発見の遅れなどでゴミ屋敷が事故物件化した場合、相続人には、清掃費用や管理責任といった大きな負担が生じます。放置すれば近隣からの苦情や行政指導につながるおそれもあるため、早めに対応するようにしましょう。
対応に迷ったときは、事故物件を扱う専門業者へ相談し、適切な手放し方のアドバイスを受けるようおすすめします。
